東京都内でマイホーム購入を検討している方向けにマンション・一戸建てそれぞれのメリットなどをご紹介していきましょう。
それぞれの特徴や資産価値を踏まえたうえで、ご家庭に合った選択ができると良いですね。
東京都内でマイホームを買うのにどちらが良いか、まずはマンションのメリットから見ていきましょう。
①通勤通学に便利
比較的東京でも都心部に多く建設されていることが多いです。
そのため、最寄り駅からの距離が近くなっています。
ライフスタイルに合わせて暮らせば、便利で暮らしやすいでしょう。
②セキュリティ面で安心
共用部分の設備にオートロックや防犯カメラなどがあれば安心です。
自ら設置する手間も不要ですね。
また高層階なら、窓からの不審者侵入リスクを減らせます。
③設備が魅力
ゴミ出しがいつでもできる設備があれば、時間や日付を気にせずに出せるので便利です。
また設備として防災倉庫がある場合もあり、いざというときには安心です。
④共用部分の管理が任せられる
共用部分の清掃や管理がしてもらえますので、清潔に過ごせます。
エレベーターや消防設備など、移住者の安全設備についての点検もしてもらえるので安心です。
⑤間取りがワンフロアなことが多い
ワンフロアの構造は、家事動線がシンプルになりますので、過ごしやすいです。
またバリアフリーなことも多く、高齢になっても暮らしやすいと言えるでしょう。
①固定資産税に加えて毎月の支払いが必要
マイホームを買うと、固定資産税がかかります。
それに加えて、さらに管理費や修繕積立金、駐車場代もかかるので注意しましょう。
また修繕積立費は何年かすると値上がりする可能性もあるので、念頭に置いておく必要がありそうです。
②共用部分のリフォームや修繕はできない
個人では共用部分のリフォームや修繕ができません。
室内のリフォーム等も管理組合に承認を得るなど、ルールがある場合が多くなっています。
③面積が狭くなりがち
ワンフロアになっていることも多いため平均すると、面積が狭くなりがちになります。
④生活音が気になることも
部屋の場所にもよりますが、上下左右に住戸がある場合も多く、生活音がお互いに気になる場合もあります。
子どもがいる場合には特に騒音トラブルにも発展しかねないので、気を付けましょう。
東京でマイホームを買う場合、一戸建ての特徴とメリットから見ていきましょう。
①駐車場代等がかからない
敷地内に駐車場があれば駐車場代が不要です。
2台以上の車を停めたり、大型車が停められたりするなどのメリットもあります。
また管理費や修繕積立金がないので、月々の支払いの点では負担が軽くなりそうです。
②リフォームや修繕、増改築が比較的自由にできる
暮らしの変化に合わせて自由にリフォームや増改築などをして、変化させられます。
修繕も好きなタイミングで行えますので、融通が利きやすいです。
③住み心地が良い
子どもがいる場合、騒音をほとんど気にすることなく生活できます。
プライバシーの面でも独立性が高いので、周りのことを気にせずに過ごせます。
またペットを飼いたい場合や、楽器を演奏したい場合にも制約が無く、融通が利くところも魅力です。
④面積が比較的広い
比較的広い面積を所有できます。
2階建て、3階建てであれば個人の部屋を持つことも可能になるでしょう。
⑤日当りや通風が良い
複数個所に窓を多く持てるので、日当たりや通風が良くなる傾向にあります。
心地よく暮らしやすいですね。
①駅から遠いことがある
最寄りの駅から徒歩の時間がかかったり、バス利用をする必要があったりなど、立地が良くないことがあります。
通勤通学に関しては考慮しておくと良さそうです。
②セキュリティでやや不安がある
窓や勝手口など、セキュリティに関して自分たちで配慮する必要があります。
人が出入りできる場所が多くなりますので、こまめな戸締りや防犯対策をしておく必要がありそうです。
③建物の管理をする必要がある
自分たちで庭や駐車場の日常清掃、建物管理をしていく必要があります。
それらに費用がかかることも意識しておきましょう。
④2階建て以上だと移動が増えることも
大きな建物の場合、家事動線で移動が増えることがあります。
それが身体的な負担になることもありますので気を付けましょう。
東京でマイホームを買うにあたって、それぞれの資産価値を見ていきましょう。
資産価値の考え方には様々ありますが、売却のしやすさで考えていきます。
まず土地が一緒に手に入れられるのが、一戸建ての大きな強みとしてあります。
建物は、木造の場合約20年で価値がほぼゼロになってしまうという面もあります。
もちろんマンションも、一戸建てほど早くはないものの、時間が経つにつれ建物の価値は下がっていきます。
建物は経年によって価値が下がりますが、土地の価値は変わらず残ります。
これらを踏まえ、長期的な視点で考えると、1住戸当たりの土地所有面積が狭いマンションよりも、一戸建てのほうが資産価値は高いということになりそうです。
ただし、マンションには立地の良さがあります。
都市部で交通の利便性もいいエリアでは、マンションのほうが圧倒的に多くなっており、地価も高い傾向です。
一戸建ては、広さや環境の良さを重視する人にとっては魅力的ですが、通勤時間を短くしたい、暮らしの利便性が欲しいという人にはあまり向きません。
地価も安く、面積は広いがそれほどの額にはならないことも考えられます。
もし資産価値や将来的に売却することを考えた上でマイホームを買うのであれば、戸建てを選んだ方がリスクは低くなるかもしれません。
まず東京近郊でマイホームにマンションを選んだ人が買う理由の1つ目は「セキュリティ」です。
多重のセキュリティや管理員・警備員の配置、敷地内公園などの防犯性の高さが魅力のようです。
2つ目は「最寄り駅からの距離」です。
東京近郊では駅徒歩9分以内の物件が多くなっており、その点に良さを感じる人が多くなっています。
3つ目は「管理・コミュニティ」です。
24時間ゴミ出し可能となっていたり、共用部分の掃除が行き届いていたりするので良さがありますね。
次に東京近郊でマイホームに一戸建てを選んで買う人の1つ目の理由で多かったのは「住戸の広さ」です。
平均して、20㎡以上広いとされています。
子どもが個室を持ち、客間も作れるなど広さを生かした暮らしが可能です。
2つ目は「間取り」です。
家族間のプライバシーも確保しやすくなります。
生活にメリハリが出てくるなどのメリットもありそうです。
3つ目は「物件価格」と「駐車場」です。
希望エリアによっては戸建ての方が割安になることもあります。
よく調べて検討すると良さそうです。
駐車場は、スペースを確保できることで友人が車で遊びに来るなども可能になるので便利ですね。
東京でマイホームを買うのに、マンションと一戸建てそれぞれの特徴についてまとめました。
どちらにも良さがありますので、買う前にファミリーの希望や条件、状況に合わせた選択ができると良さそうです。
資産価値も踏まえ、ぜひご検討してみてはいかがでしょうか。